| たんと節（藁打ち唄） | |||||
| ハアーーーーー ひとつひとーめのーーせきしょをーーやーーーぶりー つれていくーのーがー〜あらわれ〜た〜あらわれた コラおえどへいくとてつがるへさ つがるにおえどがあるものか ごうはじさらしてたんとたんと あいこのじょうさくそのわーけだーんよー |
ハアー 一つ人目の関所を破り 連れて行くのがあらわれた あらわれた コラお江戸へ行くとて津軽へさ 津軽にお江戸があるものか 業恥さらしてたんとたんと アイコノ上作 そのわけだんよ |
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| ハアー 二つ二人の口約束を どこのどいつがしゃべたやら しゃべたやら コラうちの女房の寝ているに 起こして聞かせて腹たたせ あることないことたんとたんと アイコノ上作 そのわけだんよ |
ハアー 三つ導く和尚さん方も いまの浮き世はあれじゃもの あれじゃもの コラ南無喝羅怛那（なむからたんのう） 吐羅夜耶とらやあや何遍申しても後生ならぬ 姉ちゃに色目をたんとたんと アイコノ上作 そのわけだんよ |
ハアー 四つ夜酒コなかなかやめぬ 薔薇の根コから薔薇コ出る 薔薇コ出る コラわしに似たどこ少しもねえ 先の爺にそっくりで 冷やでも燗でもたんとたんと アイコノ上作 そのわけだんよ |
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| ハアー 五つ赤児いずめごを愛する親は 二つ三つの心もち 心もち コラちょうずちょうずアワワワワ わわずぼわわずぼカッペロリン も一つ笑えやたんとたんと アイコノ上作 そのわけだんよ |
ハアー 六つ婿嫁歩くとき知れる 西の小堰から鴨コ飛ぶ 鴨コ飛ぶ コラなんぼ大家の兄ちゃでも 他人の納戸に手を入れて 知れたら恥だべたんとたんと アイコノ上作 そのわけだんよ |
ハアー 七つ仲人は七段語る 語り尽くして貰た嫁 貰た嫁 コラ足が長いに手が長い 髪が縮れて面赤い それでもよいとてたんとたんと アイコノ上作 そのわけだんよ |
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