岩室甚句 | |||||
おらがーやーアー〜ーー わかいーとーきーー やひこまいりーをー したれーばーーナ(ア)ー(ヨ)ー(シ)タヤヨシタヤ なじょがーーーヤーーみーつけてー よりなれとゆたーどーも かかがーいたればーーー へんーじがなーらーーぬ(ア)ー(ヨ)ー(シ)タヤヨシタヤ |
おらがャ 若いとき 弥彦参りを したればナ(アヨシタヤ ヨシタヤ) なじょが見つけて 寄りなれというたども 嬶がいたれば 返事がならぬ(アヨシタヤ ヨシタヤ) |
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だいろヤ だいろだいろ 角だせ だいろ(アヨシタヤ ヨシタヤ) 角を出さぬと 曽根の代官へ 申し上げるが いかがだいろ(アヨシタヤ ヨシタヤ) |
石瀬ヤ 岩室 片町ヤ 山だ(アヨシタヤ ヨシタヤ) 前の濁り川 すっぽん 亀の子 どじょうが住む(アヨシタヤ ヨシタヤ) |
石瀬ヤ 岩室 樋曽 三ガ 村 中の 岩室 ままならぬ(アヨシタヤ ヨシタヤ) |
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石瀬ヤ がよいが 病と なりて いまは 岩室 湯も きかぬ(アヨシタヤ ヨシタヤ) |
石瀬ヤ 出てから 久保田の 橋で 雨も 降らぬに 袖 しぼる(アヨシタヤ ヨシタヤ) |
村のヤ 子供と 良 寛(アヨシタヤ ヨシタヤ) さまは 日暮れ 忘れて かくれんぼ(アヨシタヤ ヨシタヤ) |