姉こもさ(鋳紋坂)
あねこもーさアーヤアーエーー ほこーーらーーばーほこーーれーーエーー わかアーいイーううーち さくらばーなアーヤアーエーー さいーーてーーのーのちーーにーーエーー だれエーおオーろオーば おりたくーばアーヤアーエーー たずーーねーーてーござーーれーーエーー さわアーのオーあめーに わかれるーにイーヤアーエーー いとーーよーーりーほそーーくーーエーー わかアーれエーまアーす |
姉こもさ ほこらばほこれ 若いうち 櫻花 咲いてののちに 誰折ろば 折りたくば 訪ねてござれ 沢の雨に 別れるに 糸より細く 別れます |
|
|
恋しさに 空飛ぶ鳥に 文をやる この文を 落としてたもな 頼みおく 一代の 風きり羽根を 落とすとも お前より 預かり文は 忘れまい |
白岩の 雲岩寺ほどの 寺もない 前は川 うしろは高い 愛宕山 見おろせば 上方まさりの 瀬戸も焼く その瀬戸に 色模様つけて はやらかす |